2008年4月26日土曜日

苦悩・・・

ラウルの両親が3週間のバカンスで日本にやってきた。日本1週するみたいだ。

ラウルもニコニコしながら1週間休みをくれと言って、木曜日から両親と四国、九州へと旅立って行った。覚悟はしていたが、さすが外国人だ(笑) 簡単に長期休暇を要求してくる。

最近は、経営者として非常に頭を悩ませている。それはスタッフのことだ。

何か問題があるわけではない。みんな個々で頑張ってくれているし、Aizuyaもそれなりに順調だ。

しかし、何か物足りないような・・・それはAggressiveさかもしれない。もっと積極的にどんどん意見を言って行動を起こす者がいない。

アルバイトですから・・・と言われれば自分は何も反論は出来ない。でも正直、Aizuyaにお金稼ぎで来ている人はいないと思うし、英会話の実践・外国人とのふれあいを希望して来ている人が大半なはずだ!

もっと、 「こうしたい・ああしたい・私はこう思いますが・」 と意見してくれる人が一切いないのが少し悲しい。

あるスタッフの子がこう言った。こちらからお願いしたことについて、 「出来ません、自分で出来ないのがわかっていますから」 と消極的なことを自分に言ってきた。

自分は少し激怒してしまった。 「やる前から出来ないとは何ですか?そんなスタッフはうちには必要ないですよ。出来なくてもいいからやってみなさい。責任は全部私がとりますから。必ずあなたの良い経験になるからやりなさい」 と説得した。

結局やってみて、その子から 「Kenjiさん、やって良かったです。良い経験になりました。ありがとうございました」 と言われ、自分もそう言ってくれて本当に嬉しかった。

実際、その子の英語力からすれば、少し無理難題だったと思うが(苦笑) 結果良ければすべてよしではなくて、ちゃんとその間のプロセスも見てあげるのが自分の役目だ。まずまずでしょう(笑) 

自分が社会人1年生の時、もっとも尊敬する部長から 「清田、俺が全部責任とるから、俺が命令することはもちろん、それ以外にも自分なりに考えて行動してみろ。恥をかくのも社会人1年生の時だけだぞ」 と言ってくれたのを昨日のように憶えている。実際、何度も失敗して部長が責任を負って他社に謝りに行ったのを憶えている。それでも部長は自分を怒らなかった・・・

実際、部長の立場と同じになった自分はどうするべきか・・・と部長の墓前で聞いてもこう言うだろう 「清田、それはわかっているだろう」 と・・・

Aizuya以外でも、社会に出れば、必ずここでの経験は役に立つと自分は思っている。その子のこれからの人生に少しでも良い影響を与えられればと思って、少し厳しく接してみようかなと思っている今日このごろである・・・

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