2007年9月7日金曜日

妻からのお言葉・・・

私が社長から会社を引き継いだ時から、4軒すべての旅館の仕入れ(備品)を私が1人でやっている。引き継ぐ前は、それぞれの従業員が独自で仕入れをして、領収書を社長に持って来ていた。

私は過去3年の領収書をすべて調べて、これは従業員には任せることは出来ないと思い、それからはすべて私の許可なく備品を買うことを許していない・・・

何故か?それは簡単である。私の信用を得れないからである。すべて?だからの領収書!詳しくは話せないが、事細かに追求した結果、2人の従業員がうちの会社から去って行った。横領で訴えても良かったが、社長の立場もある為・・・やめた。

聞いた話によると、そのうちの1人は、辞めた直後、ガンになり、亡くなったそうだ。会社には何の連絡もなかった。出来るわけがない・・・逃げるように姿を消したのだから。

さて話を元に戻そう。

ここの会津屋本店に比べて他3軒の備品はそんなに大量で大変でもない。問題はここの旅館だ。これだけお客さんが増えてくると、備品の仕入れも大変になってきた。予想をはるかに超えている!

ジュース自販機を入れたのだが、これも会社と契約するのでなく、中古を購入して、中の飲み物をすべて私の判断で買っている。外国の人が好みそうなのを選んでいる。これがまたよく売れるから嬉しい!コーラ、ジンジャーエール、トロピカーナ、ペプシ、甘いコーヒー、他・・・すべてワンコインの100円である。これでも儲かるのだから、どれだけ飲料水会社が儲けてることか・・・

あとは掃除用具から、洗剤、リネン、他にも細かい物が沢山ある。

今の時代、もちろん中心はインターネット注文である。重い物や大量買いなどはお得である。アスクルなどもよく利用する。あとは休みの日に、いろいろな場所に行き、特売などで買うようにしている。

ある日、プライベートで妻と一緒に買い物をしていた。薬局の前を通ったら、衣類洗剤が特売になっていた。ネットで買うよりも安い!「お1人様2点まで」と書いてある。これは買いだ!

妻に「頼む、それぞれ別に買えば4個になるから」

そこで妻が言った 「あなたも変わったわね・・・」「以前のあなたなら値段なんて気にしなかったのに・・・」「会社経営者になる、ここまで節約家になるんだね・・・

よっぽど私も妻に社長の事を言いたかったが、止まった。夫婦円満が一番である!

数年後には正常な会社経営が出来ればそれでよし!あともう少しの辛抱である!

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